政策金利とは? 中央銀行の最大の役割は「物価の安定」
そもそも金利とは、お金を貸し借りする際の「お金の値段(貸し賃、借り賃)」とも言えます。政策金利は国内の基準となる金利であり、日銀は銀行間で日々行われる膨大なお金のやり取り(無担保コールなど)に介入し、この金利を調整しています。そして金利調整の最大の目的は、物価の安定なのです。

日銀法第1条には、日本銀行の最大の役割は「物価の安定を図ることを通じて国民経済の健全な発展に資すること」と定められています。
歴史を振り返ると、第一次世界大戦と第二次世界大戦の間のドイツでは、1か月で3万%以上のインフレが発生(パン1個が2千億マルクになるなど)し、暖炉の薪を買うよりお札を燃やしたほうが安いと言われるような異常事態に陥りました。
最近では、2018年のベネズエラでも13万%から100万%というハイパーインフレが起き、人々の生活が崩壊しています。
日本でも昨年、5キロで2000円台だったコメが4000円台に値上がりしました。これが仮に4万円になれば、生活そのものが成り立たなくなります。このため、過度なインフレを防ぎ、国民の生活を守ることが重要なのです。














