中国の製造業活動が6月に予想を上回る改善を示した。好調な輸出がけん引役となった。

国家統計局が30日発表した6月の製造業購買担当者指数(PMI)は50.3。ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値は50.1、5月は50.0だった。活動拡大・縮小の境目は50。

一方、建設業とサービス業を対象とする非製造業PMIは50.2だった。エコノミスト予想は49.9、5月は50.1となっていた。

今回の指標は、良好な形で2026年のスタートを切っていた中国経済が4-6月(第2四半期)末にどのような状況にあったかを示す最初の手がかりとなる。足元では、小売売上高や投資が新型コロナウイルス禍以降で最も速いペースで減少しており、景気は大幅な減速に向かっていることがこれまでの統計から示唆されている。

今年に入り輸出が拡大したことは、生産活動にプラスとなり、中国経済の支えとなっている。ただ、ホルムズ海峡の開放を巡る米国とイランの合意を受け、世界の海運やエネルギー価格に対する懸念がやや和らいだものの、内需が持ち直さなければ、中国景気の先行きにはリスクが残る。

一方、グローバルなAI投資のスーパーサイクルが世界有数の製造拠点である中国製ハードウエアの価格と需要を押し上げている。5月の中国の輸出価格は3年超ぶりの大幅な伸びを記録し、長く続いた下落局面から反転した。

原題:China’s Manufacturing Activity Returns to Growth as Exports Boom(抜粋)

(第4段落以降を追加し更新します)

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