激しい火の攻防がみどころの長野県野沢温泉村の道祖神祭りが、15日夜行われました。





五穀豊穣や子どもの健やかな成長などを願う野沢温泉村の道祖神祭り。
数えで25歳と42歳の厄年の男たちが、火をつけようとする村人から社殿を守ります。
祭りは2021年、新型コロナの影響で戦後初めて中止され、2022年は観覧を住民だけに制限。
2023年は宿泊客も入場が許され、多くの外国人観光客が詰めかけるなど3年ぶりに賑わいが戻りました。
(オーストラリアから)「火祭りのことを聞いてスキーも好きだから見に行かなきゃと思って来た」
(住民)「少しずつ前の形に戻していって、いろんな人にこの文化を見てもらいたい」
攻防のあと、火がつけられた社殿が炎に包まれると、観衆からは大きな歓声が上がっていました。