野生個体数は?

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(東洋産業 大野竜徳さん)
「現在、タンチョウの野生個体数はかつてよりは回復傾向にありますが、世界全体ではおよそ約3,000~5000羽、そのうち約半数が日本の北海道に生息すると言われる希少な鳥です。

数が少ないうえに集中してということは、感染症の流行、住処や子育ての舞台となる湿原環境の変化、事故や災害などが起きた場合、大きな影響を受ける可能性があります。

そのため、岡山県で行われているような飼育下での保全活動は、タンチョウが珍しく変わった生き物だから、という理由ではなく、種の保全のために万が一に備える保険とも言える重要な取り組みです。

この時期見られる写真のようにふわふわのヒナのかわいらしさに目を奪われますが、その一歩一歩の後ろには、長い年月をかけて受け継がれてきた保護活動があります。

岡山で育つ親子の姿、そして冬に見られる情熱的なタンチョウの舞。機会があればぜひ、その美しさと力強さを実際に見ていただきたいですね!」