何を食べるの?
(東洋産業 大野竜徳さん)
「タンチョウは雑食性です。主に湿地や草地に降り立ち、昆虫、カエル、小魚、ザリガニ、ミミズ、穀類、草の根、水草などさまざまなものを食べています。長いくちばしを器用に使って地面や水辺を探りながら採食します。
ツルのくちばしは、水や泥の中の見えない食べ物を探り当てるセンサーであり、エサだけをつまみ出すお箸の代わりもする重要な器官です。
そしてタンチョウの魅力のひとつが夫婦の絆です。タンチョウは終生一夫一婦制、一度つがいになると長期間同じ相手と暮らすことが知られています。
夫婦は繁殖期である冬季には向かい合って跳ねたり羽を広げたりするタンチョウの舞、声を合わせる鳴き交わしも有名です。
自然保護センターの近くでは、タンチョウの鳴き声が響いているのを耳にすることができます。
互いにリズムをピッタリ合わせて深く頭を下げてお辞儀をし、大きな翼を広げてステップを踏み、時折高くジャンプ、その間にオスが、クェーーーッ!と鳴き、メスがカッカッ!とかなり遠くまで通る大きな声、迫力満点のタンチョウの舞は是非一度ご覧になっていただきたいですね。
この優雅な求愛行動は、日本を代表する鳥の美しい光景だと思います。
この求愛行動は長年連れ添った夫婦の阿吽の呼吸で、若い夫婦は少しリズムが合わなかったり、声の張りや音程もイマイチだったりで、若い夫婦のベテラン夫婦を見習いながら練習を重ねていく姿もほほえましいですね」














