米・イラン「戦争終結」への初協議 トランプ氏「成果」協調も…

そのトランプ大統領は6月23日、「世界は安全になった」とアピール。ようやく署名にこぎつけた14項目の「覚書」をもとに成果を強調します。

トランプ大統領(23日)
「1900万バレルの石油がホルムズ海峡を通過した。海峡の歴史上で最大だ。原油価格は急落している」

ところが25日には、ホルムズ海峡を通過しようとした貨物船が攻撃を受けたのです。

戦闘終結に向けた協議が始まった矢先、何が起きているのでしょうか。

21日に初めて開かれた協議も、冒頭から不穏な空気が...

先に姿を見せたアメリカのバンス副大統領は、仲介国パキスタンの首相とにこやかに握手。

しかし、その後に現れたイランのアラグチ外相は、挨拶をかわした直後に引き返してしまいます。

記者
「何があったんですか」

アラグチ外相
「...」

イラン側の報道によれば、握手や写真撮影が予定されていたため、それを拒否したのだといいます。

協議の進展をアピールしたいトランプ政権と、その演出に乗りたくないイラン…というのが、双方の思惑でしょうか。

そして最大の焦点、「核問題」をめぐっても、トランプ政権の“誤算”ともいえる状況が露わになったのです。

バンス副大統領
「イランがIAEA(国際原子力機関)査察官を受け入れることに合意した。アメリカ国民にとって非常に大きな節目だ」

イランが核査察を受け入れたとアピールした直後、イラン側は…

バガイ報道官
「協議ではアメリカが一般的な立場を表明しただけで、核問題は議論していない」

どちらが正しいのでしょうか。