海外流出対策 どうすれば

櫻谷准教授によると、ブランドを守るには当該国での品種登録が必要です。
品種登録をすると▼栽培・販売の差し止め請求▼損害賠償請求ができます。
ただ「紅プリンセス」に関しては、2019年に中国に出願したものの、7年経った今もまだ登録されていません。
農水省は、海外での品種登録を進める機関を8月にも設立する予定です。
他にも、海外へのライセンス契約や、無断栽培者への損害賠償請求なども行うとしています。
恵俊彰:
なかなか海外では登録してもらえないんですか?
「食べチョク」代表 秋元里奈氏:
これには果物特有の事情もあります。現地で栽培するなど検証が必要で、特にみかんだと数年かかるので遅れてしまうことがあると思います。
2020年に種苗法が改正されて、今年海外の機関もできますけど、ちょうど今は対策をしている間のタイミングです。今回「紅プリンセス」はちょうどその隙間のタイミングで流出してしまったので、もし流出していたら結構厳しいなというところはありますね。
恵俊彰:
これは、国際機関みたいなものを設立して、そこが一手に担って調査に入っていくようなシステムはできないんですかね。
弁護士 八代英輝:
一応条約がありまして、種苗の知的財産を保護するということで各国が協力をしてるんですけども、その国その国で登録しないといけないという事情があるので、日本の登録だけでは海外に主張できない。
できるだけ海外に流出させない、水際で食い止めるのが今の段階の対策です。
たださっきあったように、「穂木」も小さくていいとなるとまた難しいですね。
恵俊彰:
逆に言うと、海外に流出したものも「日本の財産」という形で利益がもらえるようになれば、多少の効果はあるような気がします。
一対一の交渉だったら何年かかっても相手の国にペースを握られちゃうじゃないですか。国が間に入らないといけない、大変な問題ですね。
(ひるおび 2026年6月23日放送より)
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<プロフィール>
秋元里奈氏
オンライン直売所「食べチョク」代表
Tシャツ企業家 神奈川の農家に生まれる














