多くのお年寄りが戦争の記憶を口に
島袋: 艦砲射撃のなかで、人肉が飛び散るなか逃げ惑ったとか、捕虜になるくらいならと母親に帯ひもで首を絞められたというおじいさんの話もあった。その中で戦争体験者の方がよく言っていたのが、『戦は人が人でなくなる』という言葉でした。
11年前に取材した元助産師の玉城文さんからは、戦時中、自らの命をかえりみず、お産を助けにいった体験を聞きました。
玉城文さん(2015年取材・当時97歳)
「防空頭巾をかぶって、モンペを着て、地下足袋を履いてね。(攻撃が激しく)歩けない場合は、這って(お産を助けに行った)。新しい命を取り上げる、これが大事」
玉城さんへの取材を重ねていた島袋さん。玉城さんの平和への思いを綴った映像を見返し、涙がこみ上げてきました。
島袋: 文さんはじめ、550人以上に話を伺ったことは私にとって宝物。この仕事をする上での基盤になっていると、改めて思いました。














