土砂が降り注ぐ中、2人が飛び込んだ
進さんが道路を回り込んで現場を確認すると、女性(55)の下半身が泥の中に埋まっているのが見えました。

周囲からは「危ない!上からどんどん土砂が落ちてきているから」と引き止める声もありました。
しかし進さんは「二次災害で埋まってしまえばもうおしまい。人命第一」と判断。藤原さんと2人で女性のもとへ向かいました。
女性は顔にもけがをしていましたが、2人は女性の周囲の泥を掘り起こし、なんとか引っ張り上げました。
進さん:
「足を掘り出すと『痛い、痛い、痛い、痛い』という声が上がり、足はぷらんぷらんの状態。重傷であることはすぐに分かりました。『どこか痛いところはないね』と声をかけたんですけど、『頑張れよ、頑張れよ』としか言いようがなかったですね。手だけは強く握っていました」
その後、警察官2人が駆けつけ、4人がかりでようやく女性を崖から離れた安全な場所へ退避させました。

















