SNSだけでは不十分?総理と国民のコミュニケーションの必要性

井上キャスター:
時代は明らかに変わったなと実感しています。

日本のみならず世界各国でメディアに対する不信感が高まる中、メディアのフィルターを通した情報を信用せず、SNSを通じて一次情報を取りにいきたいという人が増えています。

こうした背景から、政治家が自らSNSで一次情報を発信するという流れは、今後さらに加速していくと思います。

では、新しい時代にどういう形にするかということを考えていかなければなりません。

私は、コミュニケーションをするところは国民が判断する場として非常に重要だと思います。これは記者会見に限った話ではありません。

現在の党首討論のように、限られた時間の中で形式的なやり取りを見せられるだけでは不十分で、国会での拘束時間を調整してでも、党首討論などの場をもっと増やして、国民が判断できる場は作っていただきたいなと思います。

極論、メディアへの不信感があるならば、メディアを通さなくてもいいと思います。ただ、政治家としての役割責任として、その場を提供することは必要だと感じます。

TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん:
例えば、イギリスは毎週1回、党首討論を30分やっています。その日ごとにテーマを変えて議論していますが、そうした工夫が必要です。

それから記者会見でも、もう少し双方向のやり取りを増やすべきだと思います。

歴代の総理大臣には、司会の官僚の人たちを制して「まだ手が挙がっているので時間を延ばしましょう」と何度も言った政治家もいますので、高市総理もその辺に対する配慮をもう少ししてもらいたいと思います。

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<プロフィール>
野口隼平
TBS報道局政治部
総理の番記者
1989年生まれ
現在“最年長の総理番”

星浩さん
TBSスペシャルコメンテーター
1955年生まれ 福島県出身
政治記者歴30年