「苦難の歴史を忘れない」1分35秒の黙とうに込められた思い
小川彩佳キャスター:
1分半という黙とうが捧げられたということですが、どんな思いが込められていたのでしょうか。現場ではどのように見ていましたか?

宮内庁担当 岩永優樹 記者:
私は驚きをもって見ていました。

まず現場ですが、日本の国賓行事というと皇居の敷地の中で行われることが多いです。一方、こちらはオープンな場所で、大勢のオランダ国民が様子を見守っていました。
歓迎式典がこの広場で行われ、それが終わり、一度流れが切れて、その後行われたのが黙とうでした。
黙とうで広場の雰囲気がガラッと変わったような印象があります。
1分35秒の黙とうは、私たち同行記者にとっても驚きでした。
陛下が出発前に「苦難の歴史を忘れない」と述べられていましたが、平和への祈り、思いをまさに目の前で感じました。公式訪問の印象的な場面だったと思います。

その後、オランダ人遺族の方に話を聞きましたが、「過去は忘れない。そのうえで未来に向かっていくんだという強い決意を感じた」と話していました。

この後は国王夫妻が主催する晩餐会が王宮であり、そこで陛下がスピーチされることも決まっています。
両国のポジティブな面だけではなく、過去についてどのようにスピーチされるのか注目しています。














