■日本陸上競技選手権大会 兼 愛知・名古屋 2026アジア競技大会 日本代表選手選考競技会(12~14日、愛知・パロマ瑞穂スタジアム)
陸上日本選手権男子走高跳決勝が14日行われ、坂井宏和(24、センコー)が2m20をクリアし優勝、32年ぶりに日本で開催されるアジア大会(9月19日~10月4日)代表に内定した。
坂井は、4月に自己ベストとなる2m25を跳び、すでに派遣設定記録を突破済み。この種目では25年世界陸上8位入賞のエース赤松諒一(31、SEIBU PRINCE)がすでに代表内定を決めているため、2人目のアジア大会代表内定となった。
この日、2m15からスタートした坂井。2m15、2m20をそれぞれ1回でクリアし、試技回数でトップに立った。バーの高さが2m25にあがり、25年世界陸上10位入賞の“メガネジャンパー”瀬古優斗(28、FAAS)とアジア大会派遣設定を突破している長谷川直人(29、サトウ食品新潟アルビレックスRC)との三つ巴の争いとなった。全員2回目の試技は失敗、最後の1回を跳んだ選手が代表内定となる緊張した場面。まず坂井が踏切を合わせ跳んだが腰がかかりバーが落下、失敗。続く長谷川も失敗し、残るは瀬古。自分を鼓舞し挑んだが、足がかかり失敗。この時点で試技数で坂井の優勝が決まり、代表に内定した。
坂井は「調子もよく合わせてこれたのであとは勝負するだけだなって思っていて、勝つことに集中した。昨シーズン終わってからアジア大会に出ることを目標にチャレンジしてきたので嬉しい気持ちです」と話した。初めて日本代表に内定したことについて「代表を背負ってでるので優勝というものを目標にしていかないといけない。まだまだ足りないところが多いのでしっかりと自分なりに準備をして覚悟を持って挑みたいと思います」とアジア大会に向け意気込んだ。
日本男子走高跳は、赤松が24年パリ五輪で同種目日本勢で88年ぶりに5位入賞、25年東京世界陸上で8位入賞、さらに瀬古が25年東京世界陸上で決勝進出、10位入賞など世界にも通用するジャンパーが続々と増えてきている。

















