ついに絵が完成 2人が絵を見た人に感じてほしいことは

2人が出会って8か月…ついに絵が完成し、8日、披露会の日を迎えました。三宅さんは作品を前に「弟と妹を助け出した後、母がどういう感情・表情になるのか、考えるだけでもとても難しかった」と制作の過程を振り返りました。

内藤さんは、作品の制作過程で嬉しかった思い出を話しました。

内藤愼吾さん(87)
「ついに描いてくれたなと思って。お母さんが家でモデルになって、私が伝えたものと同じ構図で人形を抱いているところを、写真をスマホで見せてくれた。私はそれを見て『あ、これだ』と思った。それこそ、“母の愛”です。三宅さんが困っていたのを、お母さんがちゃんと協力してくださったんだなと」

三宅さんが描いた絵をはじめ、基町高校の生徒と被爆者が取り組んだ「原爆の絵」は、8月6日から広島国際会議場で展示されるほか、被爆者の証言で活用されます。

2人は、完成した絵への思いを話しました。

三宅遥さん(17)
「見てもらう人の中には、原爆についてあまり知らない人もいると思う。そういった人たちに、実際にこの光景があったというのを知って欲しい」

内藤愼吾さん(87)
「自分がその場所に居たらどうだろうか、ということを想像してほしい。平和の大切さをこの絵から読み取ってもらいたい」