世論が分かれるナフサをめぐる総理の説明 納得「できる」「できない」が拮抗
高市内閣の支持率は依然高い状態で推移しているが、先月から4ポイント下げている要因はいくつか考えられる。
1つは高市総理陣営の「誹謗中傷動画」問題だ。去年の総裁選や2月の衆院選で高市総理の公設秘書が中傷動画作成を依頼したのではないかと週刊文春が連載を開始。国会で本格的に取り上げられるようになったのは、5月の末からだった。公開された動画作成者と公設秘書のやりとりとされる音声について、総理は野党側から秘書の声かどうか確認を求められ、「有料会員になって音声を確認することはできない」などと答弁した。6月4日に国会でこのやりとりがあり、以降連日報道されるようになったが、JNN世論調査の実施日が6月6日、7日でこの時期はまだ広くこの問題が浸透していない可能性があり、支持率低下は限定的とみるべきかもしれない。
一方、政権の不安要素は中東情勢だ。
高市総理は石油から精製するナフサについて「年度を超えて供給できる」と表明し、目詰まりの解消に向けた対策と、自身の発信を強化している。にも関わらず、今回の調査では総理の説明に「納得できる」45%、「納得できない」48%と拮抗している。

実際、食料品のパッケージが白黒になるなど、ナフサ由来の製品の不足が身近に感じられるようになっている結果かもしれない。不安解消に向けたさらなる対策の強化が求められている。

















