今後、秋にかけて続く見込み

今後の見通しとして、秋にかけてエルニーニョ現象が続く確率は100%と予測されています。

大気と海洋の動きを予測するモデルによりますと、太平洋赤道域の海洋表層で見られる暖かい海水が東へ進むことで、中部から東部の海面水温が平年より高い状態で維持される見通しです。
このため、エルニーニョ監視海域の海面水温は秋にかけて上昇し、基準値より高い値で推移すると予測されています。

5月の日本と世界への影響

5月の天候への影響について、日本ではエルニーニョ現象時の特徴は明瞭に見られませんでした。
一方、世界では中米から中部太平洋熱帯域にかけての高温傾向が、エルニーニョ現象時の特徴と一致していました。

その他の海域の状況

西太平洋熱帯域の海面水温は、5月は基準値に近い値でしたが、今後、秋にかけて基準値より低い値で推移すると予測されています。
また、インド洋熱帯域の海面水温は、5月は基準値より低い値でした。今後は、夏は基準値より低い値か基準値に近い値で、秋は基準値に近い値か基準値より高い値で推移する見込みです。