今やテレビで見ない日はないというロシア政治の専門家、筑波大学の中村逸郎名誉教授。
実は島根出身で、しかも、取材をしてみると山陰放送との意外な関係も判明しました。


ロシア政治を専門とする筑波大学の中村逸郎名誉教授、65歳。 
ロシアによるウクライナ侵攻が始まって以来、毎日と言ってよいほどメディアに登場しています。

筑波大学 中村逸郎 名誉教授
「やはり戦争を止めるのは、その国々の国民動向。ロシア国民が立ち上がって、プーチン大統領の暴走を止めるしかないと思っています。」

こう語る中村教授、実は島根県大田市の出身です。

なぜ島根の青年がロシア政治の専門家になったのか。
意外な理由を教えてくれました。

筑波大学 中村逸郎 名誉教授
「高校3年生のときに、山陰放送開局20周年の企画があって、島根県から10名、鳥取県から10名、20名の高校生をアメリカ、カナダに約1か月間派遣する研修旅行があったんです。それで私も応募したんです。そしたら合格してアメリカに行ったんです。」

アメリカ・カナダ研修旅行団(1974年)


今から48年前、
当時17歳の中村教授が参加した山陰放送主催のアメリカ・カナダ研修。

当時の映像を中村教授にみてもらうと、ある映像に鋭く反応しました。

筑波大学 中村逸郎 名誉教授
「これ!そうだよ、なんでわかった?それ、これ僕だよ、僕の両親だよ、これ。」