中村先生、テレビ秘蔵映像に大興奮
中村先生、大興奮!
実は海外に行ったのは、この時が初めてだったそうです。
ホームステイなどを経験し、国際関係を学ぶきっかけになりました。

筑波大学 中村逸郎 名誉教授
「超大国アメリカでは、ステーキの大きさ厚さに感動して、そしてアメリカのステーキを見て僕はすごさを感じて、大学に入って、米ソ冷戦のもうひとつのソ連ってどんな国だろうってことで勉強した。」
高校時代、アメリカという国を肌で感じたことで、相手のソ連への興味をかきたてられたとのこと。
その後、ソ連への留学や島根県立大学での勤務を経て、ロシア政治の専門家として名をはせるようになりました。
すでに経済面では山陰にも影響が出始めているロシア・ウクライナ問題。
中村教授は、いつまで続くと見ているのでしょうか。
筑波大学 中村逸郎 名誉教授
「国民生活が非常に悪くなってきていますから、人々の不満が高まっていく、そうした中で反戦運動から、プーチン大統領辞任要求へと動きが拡大していくと思っています。長くても、秋くらいまでかと思っています。」
そして、その中で山陰両県の働きも重要なのだと中村教授は指摘します。
筑波大学 中村逸郎 名誉教授
「島根県鳥取県は沿海地方と姉妹提携をしているということで、まさにこういう国際情勢が緊迫しているなかで、島根鳥取とその日本海を挟んだロシアとの地域交流というのは、こういう時だから大切かと思っています。」