アメリカで11日、航空システムに大規模な障害が発生し、一時、国内全ての航空便の運航が停止しました。

FAA=アメリカ連邦航空局によりますと、現地時間11日の朝にかけ、航空会社に安全情報を伝えるシステムに障害が発生したため、一時、全米で航空機の離陸を停止。

その後、再開されましたが、航空情報サイトによりますと、正午までに1000便以上が欠航、およそ7000便の出発に遅れがでています。

記者
「ニューヨークのラガーディア空港です。ほとんどがディレイかキャンセルとなっています」

ケニアからカナダに向かう家族
「疲れているけど、家に帰れることが何より大切です」

フロリダに向かう客
「うまく対処してもらいたいです」

アメリカ政府は原因究明を急いでいますが、航空システムへの「サイバー攻撃の証拠はない」としています。