社会復帰後の支援…見えない「老障介護」の実態
高齢化が進行する中、年老いた親が障害を抱える子どもを介護する「老障介護」について、その問題が表面化することは、あまりない。
国は、現時点で「老障介護」について、正式な調査を行っておらず、その正確な数を知ることすらできないが、障害者施設への入居待機者は、全国で2万人近いという統計調査結果もある。

行政は、必要な場合にどこまで家庭内の問題に介入することができるのか。
どこまで介入することがふさわしいのか。
社会復帰を果たした洋介被告に対する支援はどのように行われるのか。
地方都市で発生した今回の事件が問いかけるもの。
それは、これから更に全国各地で増加するであろう「老障介護」と、社会がどのように向き合うべきなのかという、先延ばしすることのできない、しかし容易ではない課題だった。














