2日夜、愛媛県内に接近し各地で強い雨と風をもたらした台風6号。一夜が明け、松山市の城山公園では倒木が確認されるなど、被害の状況が明らかになってきました。

(農端結希記者)
「市民会館の歩道に面した木が倒れています。木の根元が見えています」

松山市内中心部の城山公園周辺では15本の木が倒れ、一時道をふさぎました。
台風の影響とみられます。

警察によりますと、この倒木によるけが人は確認されていないということです。
市によりますと、午前10時半の時点で市内全域では木は少なくとも25本が倒れたということです。

今回の台風6号では降り始めからけさ5時までの降水量は、新居浜で212.5ミリ、四国中央市富郷で177.5ミリを観測しました。

最大瞬間風速は、伊方町瀬戸で30.1メートル、松山で28.2メートル、大洲市長浜で26.6メートルなどを観測しました。

県のまとめによりますと、午前7時の時点で、松山市内を中心に県内全域で合わせておよそ2370戸で停電が確認されています。

交通にも影響が出ています。
JR四国によりますと、予讃線の菊間駅周辺で列車と倒木が接触したほか、線路に竹が倒れ込む被害などが確認されたことから、松山と高松を結ぶ特急列車など一部に運休や遅れが発生しています。

空の便では、韓国・プサンと結ぶ国際線のほか、羽田や伊丹、中部国際空港などを結ぶ国内線が天候不良のため欠航したり、引き返したりしました。

気象台は、これまでに降った雨で地盤が緩んでいるところがあることから、土砂災害などに注意するよう呼び掛けています。