大きな船をたった一人でコツコツと造る外国人。目標は日本からオーストラリアへの航海!そんな壮大な夢をかなえようとしているオーストラリア出身の男性が富山県射水市にいます。

夢が詰まった作業場にお邪魔しました。富山県射水市。新湊大橋を望む場所にある大きな建物。


こちらでひとり黙々とかんながけをしている男性。オーストラリア出身のケビン・モクシーさんです。

ケビン・モクシーさん
「これがDIX470カタマラン船」


ケビンさんが向き合うのは大きな木造の船。カタマラン船とは2つの船体を甲板でつないだ船のことで、全長およそ14メートル、高さ25メートルにもなります。


ケビンさん
「この船は3つの寝室と2つの風呂、小さな家さ!」

さっそく製作中の船内を見せてもらいました。

ケビンさん:
「ここにはベッドルームとハイブリットのエンジンを搭載する予定…」
「こっちにはキッチンを置く…」
「この船はすべて材料のキットで届く。それをすべてノコギリでカットしてつなぎ合わせてるんだ!」