“3か月で鮨職人”は可能なのか

ドラマ『時すでにおスシ!?』第6話より

ドラマでも描かれている、「3か月で鮨を学ぶ」というテーマについて、川澄先生は「個人差がある」と、現場から見た実感を口にする。

「全く包丁を握ったことがない人なのか、調理経験がある人なのかでも変わりますし、どんな鮨店を目指すのかによっても違います」と、その“差”について説明。

鮨業界には、高級店だけでなく、立ち食い寿司、チェーン店、テイクアウト、宅配寿司、仕込み場など、さまざまな働き方がある。

「例えば、調理経験がある人なら、3か月という期間で、お店で鮨を提供できる場合もあります。高級店なら見習い、大衆チェーン店なら裏のスタッフなど、その人の技量によって選択肢はいろいろあります」

現在の鮨業界については、「やる気さえあれば挑戦しやすい時代」だとも語る。

鮨職人は“若くして始める世界”という印象もあるため、「30代や40代になってからだとハードルが高いと思われがちですが、今はそんなことはありません。どこも人手不足なので、やる気があれば、いくらでもできると思います」と、一歩を踏み出せない人たちの背中を押す。

永作さん演じる主人公の待山みなとも、50歳になり飛び込んだ“鮨アカデミー”という新たな場所。「いくつになっても挑戦できる」というメッセージは、ドラマが投げかけるテーマともつながっている。