「安さ」追求だけではない効率化の背景

専門家は、スーパーが効率化を進める背景には、業界の切実な事情もあると指摘します。
流通経済研究所 池田満寿次上席研究員
「スーパーとか小売業というのは、人手に頼っている産業でもあるので、人手不足とか最低賃金が引き上がりやすい状況だと事業的には逆風になりやすい」
「極力人手に頼る部分を、ITやデジタルであったり、あとは省人化することによって、そこのオペレーションコストを引き下げて、価格に還元するというところが非常に経営的には求められている状況」

全国スーパーマーケット協会が全国187社を対象に行った調査では人件費の上昇が経営に与える影響について「事業継続への深刻な影響」「重大な影響」「大きな影響」があると答えた企業はあわせて9割を超えました。
流通経済研究所 池田満寿次上席研究員
「デジタル技術の導入できるっていうところの資本の力であったり、そういった人材が有しているかというところも含めて、対応力がある企業が最終的にはこのレースのところで勝ち抜きやすい状況になってくるのかな」
物価高のいま、進化を続けるスーパー業界。生き残りをかけた戦いは、今後も続きそうです。














