クランクインの半年前には手に入れていた「ゲームメイク」用模型

ドラマ『GIFT』第8話より

2024年パリパラリンピックで日本代表が初の金メダルを獲得し、注目を集める車いすラグビー。本作でも選手役のキャストが激しいタックルを見せているように、その競技性から、かつては「マーダーボール(殺人球技)」とも呼ばれた。

二見さんは、クランクイン前から車いすラグビーの練習場に足を運び、すでに役作りの一環で練習を始めていた選手役のキャスト陣や平野監督とも意見を交わし、美術の方向性を探っていった。

古積さんは、車いすラグビーに関するアイテムも入手。それは、車いすラグビーを含めチームスポーツには欠かせない、チームを率いる中心選手が流れを読みながら試合を組み立てる“ゲームメイク”において、シミュレーションに使う模型だ。

本作の中では、エース・宮下涼(演:山田裕貴)がまさに、攻撃の起点となるゲームメイクをする中心選手として、劇中で白熱した試合を繰り広げている。「模型は、半年ほど前に演出部に渡していました」と古積さんが話すように、そうした事前準備も本作のリアリティーに一役買っている。