“リアルすぎるCG”はどう生まれる?――VFXチームが挑むドラマ制作
「jitto」でCGスーパーバイザーを務める尹さんは、本作ではラグ車やボールなどをより“リアル”なCGで再現する役割を担う。「再現性を担保するためのリサーチ&デベロップメントを重ね、スタッフたちと一緒に作っていく。いわばCGのパートの総指揮官のようなイメージです」と話す。
本作のVFXチームではほかに、プロデューサーの塚本時彦さんが、監督やカメラマンなどからVFXの内容やコンセプトを聞き取り、主にスケジュールや予算を管理。VFXスーパーバイザーの橋本祥文さんは、演出上のイメージに基づいて、実写とCGを合成し最終的な品質管理を担っている。
同スタジオは、MVや広告制作のほか、アニメ「チェンソーマン」(2022年〜)や映画「秒速5センチメートル」(2025年)などのVFXも手がける。同局とは、グループキャラクター「ワクティ」のムービー制作でVFXを担当したことがあるが、「テレビドラマは今回が初めてです」と塚本さん。
「長期で取り組むコンテンツは若手の育成にも向いており、スタッフのモチベーションも上がります。CMやMV制作と違い、“物量”そのものが多く、そこでどれだけクオリティーの高いものを目指せるのか、というところも求められてきます」(塚本さん)と、同スタジオにとってのテレビドラマの位置づけを語る。














