「自分の情報の使われ方」を確認できる世界に

トラウデン直美さん:
様々なものと引き換えに「便利さ」を選ぶのか。
私たち自身がどこまで人間らしく尊厳を持って、任せ切らないようにするかということがポイントになってくると思います。使い方はどのように注意をしていけばいいのでしょうか。

中村雅博 記者:
AIに限らず様々なWebサービスを使っていると思いますが、自分の情報をサービス側がどのように使っているのかということに無自覚にならない方がいい。自覚的に情報を見に行くことが大事だと思います。

例えばAIチャットには、会話をしていくうちにユーザーに関する情報を記憶していく「メモリー」という機能がありますが、そこではどういうことが学習されているのかを見ることができます。さらに、それを削除することもできる。
IT企業側にも説明責任を求める声が高まっているので、アプリの設定などから、今自分の情報がどういう風に使われているのかを確認できるようになっています。

藤森キャスター:
つまり、自分の情報をどこまで預けているかをチェックすることができる、ということでしょうか?

中村雅博 記者:
今は「チェックできる」世界になってきています。

トラウデン直美さん:
「メモリー機能」が情報をパーソナライズして自分に合ったものを出してくれる。そこの線引きを、こちらが選ぶ必要があるということですね。

中村雅博 記者:
そうですね。便利さと引き換えに、個人情報に関する不安はあると言えます。

小川キャスター:
日本としても、GAFAのような企業に情報が吸い取られているような感覚があるので、安全保障上の難しさもあるなと感じます。

藤森キャスター:
中川さんが取材した「Google I/O(アイオー)」の様子については、経済動画メディアの「TBS CROSS DIG」でも詳しくお伝えしています。

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<プロフィール>

中村雅博 記者
TBS CROSS DIG 企業・産業コンテンツ担当
Google幹部を取材

トラウデン直美さん
Forbes JAPAN「世界を変える30歳未満」受賞
趣味は乗馬・園芸・旅行