70年以上続いた「洪水警報」が廃止されたり、警戒レベル4の「危険警報」が新設されたり、私たちの命を守る「警報」や「注意報」といった気象庁から発表される情報が5月28日に大きく変わります。避難行動に直結する情報の見直しについて、4回シリーズでお伝えします。1回目は「難しい名前はもう要らない!これからは数字を見て避難」です。
「名前」から「数字」へ 命を救う共通言語「警戒レベル」
今回の改正で最も大事なのは「警戒レベル」の数字です。これまで大雨の際、「土砂災害警戒情報」や「顕著な大雨に関する気象情報」など、漢字ばかりの難しい情報の名前が並んでいました。

しかし、情報に数字が付いていなかったため、どの情報がどの警戒レベルに紐づくのかを知っていないと、いま避難すべきなのかが判断できませんでした。
今回の改革の原点は、広島・岡山を中心に死者・行方不明者271人を出した2018年月の「西日本豪雨」にあります。このとき、気象庁や自治体からは膨大な数の情報が出されました。
しかし、後に住民へ聞き取りを行うと「結局どの情報が自分にとって一番危険で、どのタイミングで逃げればいいのか確信が持てなかった」という声が圧倒的だったのです。この反省から生まれたのが、今回の「数字で危機を伝える」という手法です。














