20年余り続けた“手記” 「そろそろ終わりにしてもいいのかなと」

土師守さんは、2000年に事件の被害者や遺族らで結成された「あすの会」のメンバーとして「犯罪被害者等基本法」の制定などに尽力。報道各社に向けても事件のあった日に合わせて毎年手記を寄せてきた。

70歳を迎えた今年、20年あまり続けてきた、手記をやめる決断をした。そのわけを改めて土師さんに直接聞いた。

土師守さん:「(以前は)世間の皆様に知っていただきたいことが、やはりたくさんあった。時間が経ってきますとやはりそれもだんだん減ってきますし、コメントを書くということ自体もかなり精神的な負担にもなりましたので、そろそろ終わりにしてもいいのかなと」

淳くんの事件以降、「犯罪被害者等基本法」の制定や兵庫県で犯罪被害者への見舞金制度がはじまるなど国や県などに対し一定の評価をしているという。