窓を開けて暖房使用も…水道・光熱費が240万円→350万円に増加

 デイサービスで使う送迎車のガソリン代は燃料高の影響をもろに受けています。

 (施設職員)
 「施設長とよくガソリン代の高騰に関して話をするんですけど、月間で大体14~5万円のところが20万円くらいに跳ね上がっていますね」
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 そして最も頭が痛いのは光熱費です。

 (記者リポート)
 「こちらの施設では温度を保つため暖房が使用されていますが、使用中も窓が開けられて換気が行われています」

 感染対策のため、窓を開けたままエアコンを入れざるを得ず、電気代は莫大な金額になってしまうのです。
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 (ゆめパラティース 藤本章代施設長)
 「コロナ前は(水道・光熱費が)240万円、現在は350万円になっていまして。月平均で大体110万円(上がっています)」
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 一方で、涙ぐましい努力も…。入所者が利用しないスペースは極力電気を消していますが、節電の効果はわずかだといいます。

 (ゆめパラティース 藤本章代施設長)
 「節電できるところはもうここのスペースくらいだけですので、日中は消しています。電気代が高騰している中で施設としてはこれぐらいの対策しかないんです」