男性ミドルの旺盛な投資意欲

先ほどの折れ線グラフで、近年は株・株券や投資信託の世帯所有が増加傾向にあり、国債・地方債は低調なことが示されました。そうした金融資産を所有しているのは、どんな属性の回答者世帯なのか。時間的な変化も見るために、04年と25年で性年代別の集計結果を比較してみたのが以下の棒グラフです。

基本的に投資はお金に余裕がある人がやることで、若年層よりも資金がありがちな年配層が金融資産も所有しがち。

そうしたイメージに合うのが「株・株券」で、男女とも上の年代ほど所有率が高い傾向が見てとれます。さらに、男性20~50代では25年の所有率が04年を上回っており、昨今の投資気運が現れている様子。

一方、女性40~60代では25年の株・株券所有率が04年より下がっていますが、その分、投資信託が伸びている感じ。

投資信託の伸びは男性30~50代でいっそう顕著で、04年は3~4%だったものが25年には10pt以上増加。旺盛な投資意欲がうかがえます。

他方、国債・地方債はここでも低調で、04年に女性50~60代などで1割前後だった所有率が、25年には激しく目減りする有様。投資の選択肢として、国債・地方債はあまり魅力的に思われていない印象です。