投資信託の所有に伸び
一方、「ほしいもの」ではなく、回答者の世帯で「所有しているもの」に目を転じると、また違った動きが見えてきました。
家電など様々な商品の所有をMAで回答する「世帯所有」質問では、金融資産の選択肢はそれまで「株券・社債などの有価証券」だけだったのが、04年以降「株・株券」「投資信託」「国債・地方債」に三分割。その推移を「利殖など」への関心と並べたのが次の折れ線グラフです。

選択肢が1つだった90年代後半~00年代前半は、「有価証券」の所有率が2割弱でやや減少傾向。この流れを汲んだか、04年以降の「株・株券」は18年前後に1割程度まで下がったものの、近年若干持ち直し気味。先のグラフで示した「ほしさ」の高さに比べ、実際の株・株券保有は限られている様子。株取引はハイリスク・ハイリターンで、手を出しがたい印象もあるからでしょうか。
一方、昨今伸びている「投資信託」は「ほしい」割合と所有率の推移がほぼ一緒。プロに運用を任せる投資信託は、リスクとリターンが株よりマイルドで、ほしい人・世帯が所有している、ということなのかも。
「国債・地方債」も「ほしい」割合と所有率の推移がほぼ一緒ながら、投資信託と違って数字の伸びは見られず。














