「アメリカの王」が去り、「ロシアの王」がやってくる
「異質なアメリカと中国」を例示してきましたが、異質の反対、つまり「同質」の部分もあります。それは、習近平氏もトランプ氏も、自らを「現代の王(王様)」と自任していることではないでしょうか。
トランプ大統領の訪中は、来年秋に開かれる共産党大会で任期4期目入りを目指す習近平氏にとって、自分こそが「王」である様を国内外に見せつける絶好の舞台でもありました。
そして今週19日、20日の両日、今度はプーチン大統領が中国を訪れます。「アメリカの王」が去った直後に、北京には「ロシアの王」がやってくるのです。
◎飯田和郎(いいだ・かずお)

1960年生まれ。毎日新聞社で記者生活をスタートし佐賀、福岡両県での勤務を経て外信部へ。北京に計2回7年間、台北に3年間、特派員として駐在した。RKB毎日放送移籍後は報道局長、解説委員長などを歴任した。2025年4月から福岡女子大学副理事長を務める。














