四国地方には「二つのルート」が検討

新幹線を建設するにはまずは国の調査を経て整備計画への格上げが必要となります。各地の要望が強まる中で今年度、国は調査とは異なるもののいずれかの路線を対象に整備・運行などケーススタディの実施を行うことになりました。

見え始めた変化の兆し。なかでも新路線として期待を集めるのが四国です。四国には二つルートが計画されていますが、おととし、四国4県は一旦岡山から瀬戸大橋を通って四国に至る岡山ルートの誘致を優先することでまとまりました。完成すれば四国の県庁所在地の移動は1時間圏内まで短縮されるといいます。

また元々、瀬戸大橋や周辺のトンネルは新幹線用に設計されていて周辺の一部用地の買収も終わるなど工事が難しい海峡部には一定のめどがついています。全国各地の期成会という新たな仲間を得て前進への期待が集まる岡山ルート。要望活動でも政府から前向きな声が聞かれたといいます。

(四国新幹線整備促進期成会 長井啓介会長)
「一歩踏み出したという言葉をいただいた。片山大臣からもこの案件は将来に対して明るい投資案件であるポジティブにとらえたいとの言葉をもらった」

(池田豊人 香川県知事)
「建設している新幹線のあとで進めるのではなく建設しているものと並行して基本計画路線も進めていく意思表示が国からもあった」