2020年代に「整備計画への格上げ」を

間もなく来年度予算の指針となる骨太の方針がまとまります。要望では方針に「新幹線建設の財源を確保し建設に必要な調査を早期に実施。2020年代に整備計画への格上げを図る」などの文言を盛り込むよう求めました。

(春川正明)
「要望書を提出した知事らの表情はみなさんとても明るく、いままで以上に手ごたえを感じているように私は思いました。今後は各地域らの代表者らが手を携えて県民・市民の熱量を上げることがポイントになるという言葉が印象的でした」

(竹内大樹キャスター)
今回の要望手ごたえがあったということでしょうか。

(春川正明)
「四国は長年誘致活動を熱心に続けてきましたが、初の総決起大会の後押しを受けて国の受け止めも変わって来ていると思います」

(竹内大樹キャスター)
「建設途中であったり着工が予定されている新幹線は順調には進んでいないようですね」

(春川正明)
「国は長年、北海道や北陸など整備が決まっている3路線にめどをつけることを優先していましたが、工事やルートの難航でまだ時間がかかりそうです」

「人口減少が進む中で早く調査を進めてほしいとの声は強く今年度、基本計画路線に係るケーススタディーという形で予算がつきました。対象となる路線はこれからで格上げ調査とも異なりますが霞が関では、半歩前進との声もあったそうです」

(竹内大樹キャスター)
「一方で、莫大な費用の掛かる新幹線は採算性や地元による建設費負担など着工へのハードルが高く人口減少が進む中でこれ以上の新幹線は不要との声もあります」

(春川正明)
「国鉄の破綻もあり長年、国も新路線の建設には慎重でした。しかし、四国と人口規模が同じ北陸などで新幹線による経済波及効果が見られています」

「また整備が終わった沿線との格差が深刻化するとの懸念も出てきていて、要望では投資効果の算出方法や自治体への負担軽減を見直していくべきとの文言も盛り込まれています」

(竹内大樹キャスター)
「建設においてはメリット・デメリットをよく考えていく必要がありそうですね」

(春川正明)
「新幹線は数十年をかけて続く大事業ですが着工に至る調査自体が長年、進んでいません。どうすれば地域の起爆剤となるのか県民の深い理解が必要ですし時間をかけてメリット・デメリットを見つめていくことが大切だと思います」