急な坂を一気に駆け上があり、今年の“福男”を決めます。香川県の丸亀城で、新年恒例となった「福男選手権」が開かれました。

「よーいドン」
傾斜10度の坂道をいっきに駆け上がります。崩落した石垣の修復が続く丸亀城を盛り上げようと3年前に始まった福男選手権です。6歳から69歳までが参加して大手門から天守までの約100メートルのタイムを競います。


(参加者)
「えらかった、きつい。心臓がふわーってなるぐらい」

「いいよいいよ、がんばれがんばれー」

一番速いタイムで登りきった人が今年の“福男”に。ただ、コースは登り切ったときに振り向かずにはいられないという「見返り坂」。駆け上がるとへとへとです。


「きつ、これ」
「縁起がいいと思ってがんばりました。福男には?なれたかな?」

今年のベストタイムは14秒69。福男にはなれなくとも、走り切った満足感が残る休日となりました。
