物価高でも1個数十円!『駄菓子コーナー』もにぎわい

 店は家族揃ってのお客さんでにぎわい始めました。駄菓子がお目当てだというお客さんに話を聞きました。

 (駄菓子が目当ての客)
 「お正月もうすぐなので、その時にあわせて。お年玉に(親せきの)小さい子のためにお菓子の詰め合わせを作ろうと思って。ここやったらいっぱいお菓子があるので」

 物価高騰のさなか、数十円で買えるフーセンガムやよっちゃんイカ。色とりどりのお菓子は、いまの子どもたちの心もぐっとつかみます。

 お気に入りを選んで、自分で買い物するのも楽しい体験です。

親子3世代の10人で『買い物かご4つ分』を購入

 親子3世代で来る人も。孫たちの希望でやってきた兵庫県の播磨町に住む八木修一さん(58)一家。この日は、総勢10人で買い出しです。

 (八木修一さん)
 「娘と息子の家族と孫が2人ずつ。うちの実家に集まって、毎年集まるんですけど、年末に。きょうはみんなでお菓子を買いに行こうと張り切って」

 買い物かご4つ分をお買い上げ!

 (八木修一さんの孫)
 「全部食べていい?ガブガブ食べる」

 総額は1万円超え。ぜんぶ、おじいちゃんである八木修一さんのお小遣いからです。

 孫たちは元日、お菓子を持って、離れて暮らすひいおばあちゃんの八木典枝さん(84)の家へ。念には念を、全員、検査キットで陰性を確認して会うことにしました。テーブルにお菓子を広げます。

 (八木典枝さん)「すごいな、それでもこれ。数にしたらすごいで」

 (八木修一さんの孫)「おばあちゃん、どうぞ」
   (八木典枝さん)「ありがとう。チョコ」

 家族団らん。たくさんのお菓子でにぎやかなお正月になりました。