■東京都新春水泳競技会(8日・東京辰巳国際水泳場)

競泳の池江璃花子(22・ルネサンス)が8日に行われた東京都新春水泳競技会(短水路)の2日目に出場。女子100m自由形で53秒59でフィニッシュ。全体の1位とした。

前日は50m自由形と50mバタフライの2種目にエントリーした池江、2日目は女子100m自由形に出場した。この種目では、5年前のこの大会で51秒62の日本記録をマークしている。
今年行われる世界選手権(7月)、アジア大会(9月、10月)の代表を狙う池江。スタートで少し出遅れるも、そこから徐々にスピードを上げると25mのターンで一気にトップへ、50mの折り返しで身体一つ分リードした。最後75mからスピードがやや落ちたが、53秒59のタイムでフィニッシュ。全体の1位とした。レース後「昨日のレースから切り替えることができたので悪くはなかった」と話した。次戦KOSUKE KITAJIMA CUP(20日〜22日)に向けて「立ち位置を確認するきっかけになれば。自分にやれることを精一杯やりたい」と意気込んだ。