新潟県弥彦村の神社で7日、五穀豊穣や今年一年の福を願い、新年に矢を放つ伝統の神事が行われました。


彌彦神社の境内で行われた「弓始神事(ゆみはじめしんじ)」神職たちが悪い神に見立てた的に矢を放ち、一年の五穀豊穣や無病息災などを願います。


室町時代にも行われていた記録がある伝統ある行事で、毎年1月7日に行われています。神職10人が、45メートル先の的を目がけて100本の矢を代わる代わる放ちました。会場は参拝者やカメラを構えた人たちで賑わいました。


【参拝者】
「毎年弓始神事に弥彦に写真を撮りに来ています。やっぱり新年が始まったなという感じですね」

【参拝者】
「弓が当たったら嬉しいし外れたら頑張ってほしいと思う」

こちらの受験生は…

【参拝者】
「かっこいいなと思ったしすごいなと。突き刺さっている感じが(ご利益)ありそうです。受験にも刺さっていきたいと思います」



2023年は去年より11本多い62本の矢が的に命中したということです。