フランスが強化「一日兵役」 欧州で“自衛”の動き相次ぐ
ウクライナ侵略を続けるロシアの脅威に加え、トランプ氏に対する不信感から、「自衛」の方向へ舵を切るヨーロッパ諸国。

フランスでは約30年前に徴兵制を廃止した代わりに、「一日兵役」と呼ばれる、1日だけ軍隊で教育を受ける義務を国民(16~25歳)に課しています。
これまでは、軍事関係の映像を見てアンケートに答える形式的なものでしたが、2025年9月からより“実戦的な内容”に刷新されました。

教官
「さあ、中東で危機だ!人質事件も発生していますからね」
中東で発生した紛争からフランス人を救出する事態を想定。教官が指令を出し、参加者は戦術を考えます。機関銃など装備品の使い方も、軍人から学びます。
女性参加者(17)
「武器を見て怖いというか、とても現実的に感じました。考えたことはなかったのですが、軍関係に進むのもアリかもしれません」

「軍の一日教育」責任者ソフィー・ペローさん
「『一日教育』が刷新されて、より軍事的かつダイナミックで、若者が実際に楽しめるものになりました」
一方、参加者からはこんな声も…
男性参加者(18)
「免許など資格を取るのに必要だから参加しました」
若者たちは「参加した」という証明書がないと運転免許証が取得できず、就職先も制限されるといいます。

ドイツでは2025年末、兵士が足りない場合に議会の承認を経て、徴兵制の復活を可能にする法案が可決されるなど、自国防衛の動きがヨーロッパで相次いでいます。

















