攻撃開始から3か月半、ようやくアメリカとイランが戦闘終結の合意に至りました。
両国は21日にも最終合意に向けた協議をスイスで行いますが、イラン側はレバノンへの攻撃を理由にホルムズ海峡の再封鎖を宣言していて事態は流動的です。

米イラン”戦闘終結”で合意 トランプ氏「大幅譲渡」の覚書

16日、イランの革命防衛隊のSNSへの投稿には、トランプ大統領とみられる人物がイラン国旗をへし折ろうとして、弾き飛ばされてしまうという画像が添えられています。

「トランプの愚かさ」というタイトルで、今回の合意を表現しているとみられます。

トランプ大統領(5月)
「合意できる可能性は十分にある」

これまで何度も目前だとしつつ、実現に至らなかったアメリカとイランの合意。2026年2月にアメリカが攻撃を仕掛けた日から、約3か月半を経て、ようやく大きな節目を迎えました。

フランスで行われたG7サミットの閉幕後、ベルサイユ宮殿に招かれたトランプ氏が署名したのは、イランとの戦闘終結に向けた覚書です。

トランプ大統領(17日)
「我々はイランとのあらゆる合意目標を達成した。目標の99%は達成された」

覚書は全部で14項目。トランプ氏は目標達成を強調しますが、実際はイランに大きく譲歩するものとなりました。

トランプ大統領(2月)
「我々がすべての作戦を終わらせたら(イランの)皆さんで政権を握ってください」

そもそも、今回の戦闘は、アメリカがイランの体制転換を狙ってハメネイ師を殺害したことから始まりました。

しかし、ハメネイ師の次男・モジタバ師が最高指導者を継ぎ、革命防衛隊が中核を担う体制が強化されたようにすら見えます。