山形県鶴岡市は6日、職員が年間を通して、ノーネクタイ・ノージャケットなどの軽装で勤務できるようにすると発表しました。山形県内ではすでにこうした取り組みを行っている自治体もあり、脱炭素行動のひとつとして動きが広がりはじめています。
環境省では、2021度から脱炭素行動の1つとして、「クールビズ」や「ウォームビズ」の期間を全国一律で設定することを取りやめ、個人の事情に応じた働きやすい服装で業務にあたるよう呼び掛けています。
これを受け鶴岡市では、職員が年間を通してノーネクタイやノージャケットなどの働きやすい服装で勤務できるという取り組みを始めます。
対象は病院や消防の職員を除く全職員です。
服装はあくまでも「個人の判断に基づいて、TPOをわきまえたもの」としていますが、夏季期間はポロシャツなどの清涼感のある軽装、冬季期間はタートルネックの着用やカーディガンやフリースなどの重ね着で勤務ができるようになります。
今年度いっぱいを移行期間とし、来年度から本格実施となる予定です。
なお、市では式典など社会通念上必要と判断する場合はネクタイとジャケットを着用するとしています。
このような取り組みは山形県内ではすでに寒河江市や西川町などで行われています。
寒河江市の担当者は、職員は各自の判断で働きやすい格好をしているとしたうえで、ネクタイを付けて勤務している職員がいることに触れ、「ネクタイを付けていた方が暖かい」という男性の声もあると話しています。
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