ゴールデンウイークのお出かけにもぴったりの「恐竜のマチ」が熱く盛り上がっています。

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長い行列。そのお目当ては…

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新種の恐竜「カムイサウルス」です。25日にオープンした「むかわ町穂別恐竜博物館」です。

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石破茂 前総理
「こんなすてきな博物館。日本一の恐竜に日本一の新居をということで作られました」

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そして、さらなる楽しみも…!

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堀内大輝キャスター(3日)
「爪が…すごいんですけど、どういうことですかこれ、恐竜!?」

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山あいの静かなマチに訪れた恐竜フィーバー。
新しい博物館オープンに沸くマチをもうひとホリします。

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館内に入ると、まず目に飛び込んでくるのが、7200万年前の、「カムイサウルス」の全身復元骨格と、実物の化石です。

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全長8mのうち7割もの化石が見つかるのは、日本の恐竜研究史上でも例がなく、「最も完全な恐竜化石」といわれています。

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さらに、カナダで発見された、世界最大級のティラノサウルス「スコッティ」の全身復元骨格もあり、その迫力に、子どもたちも目を輝かせます。

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苫小牧から
「すごく大きかった。迫力あった。

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札幌から
「ロマンを感じます」

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博物館の隣には、本物のアンモナイトの化石を眺めながら入浴できる温泉や…レストランも。ここで味わえるのは…

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堀内キャスター
「なんですかこの爪、これ食べられるの…恐竜?何!?」

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鎧のような皮膚に、鋭い爪…まさか、恐竜の肉!?

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いえいえ、実は、オーストラリア産のワニ肉を、蒸し焼きにしたものなんです。

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堀内大輝キャスター
「食べごたえがあるお肉で美味しい。噛むと旨味がどんどん出てくる。もうまるで恐竜を食べてるかのような体験ができます」

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ほかにも、アンモナイトを模したアンモナイトバーガーや、恐竜のごちそう肉をイメージした、巨大なポークチャップなど、ユニークなメニューが並びます。

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ふるさとレストラン白亜 吉田貢 シェフ
「博物館だけで帰る客もいる。なんとかこちらにも寄ってほしい。そのために興味が沸くような食事ができればと頑張っている 。町全体で歓迎するムードを作りたい」

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「町全体で歓迎したい」そう考える背景には、穂別地区の深刻な過疎化があります。札幌から車で約2時間。公共交通はJRとバスを乗り継ぐしかなく、アクセスもいいとはいえません。

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そんな中、観光客が立ち寄る場所をつくりたいと、4年前にオープンしたのが「恐竜ショップぽれぽーれ」です。

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カムイサウルスがデザインされたTシャツやキャップ、恐竜ブローチなどここでしか手に入らない土産が並びます。

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観光客男の子
「モササウルスの人形(を買った)」

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経営者の宮崎修さん。もとは、むかわ町の職員でしたが、役場を辞め、たったひとりで店を立ち上げました。

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恐竜ショップ ぽれぽーれ 宮崎修さん
「町の中に楽しみがなく、(観光客が)まっすぐ帰ってしまう」

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商店の倉庫を改装して始めた店も、博物館のオープンに合わせ、明るい雰囲気にリニューアルしました。

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恐竜ショップ ぽれぽーれ
「(博物館のオープンで)こんなに人が来ると(町民に)感じてもらえれば、(ほかの町民も)何かやってみようとか、野菜販売でもしてみようとか、そういうことを考えてもらえるのではと期待している」

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25日。宮崎さんの店でも博物館オープンを祝うイベントを開催しました。「カムイサウルス」の発掘に大きく貢献した北大の小林快次教授も駆け付けました。

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北大総合博物館 小林快次 教授
「(カムイサウルスは)日本の恐竜研究史上に残る発見。すでに知名度はあるので、食や自然を楽しむ、ほかの観光も展開すると、いろんな人が来てくれると思う」

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むかわ町穂別で暮らす医師の香山リカさんも宮崎さんとともに、準備段階からイベントに関わりました。香山さんもカムイサウルスを中心としたマチづくりに取り組んでいるひとりです。

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香山リカさん
「世界にひとつしかないカムイサウルスと一緒に、穂別をいきいきとしたマチにしていきたいとみんな思っている。私もお手伝いしていきたい」

堀キャスター:
世界的な大発見なので、化石や博物館だけではなくて町全体で、活かしていきたいっていう思いがあるわけですよね。

堀内キャスター:
そうですね。食べ物もそうですし。

堀キャスター:
ワニはどうだったんですか?

堀内大輝キャスター:
ワニはね、ワニですね。ワニ味。鶏肉をちょっと弾力を強めたような、そんな食感で。

堀キャスター:
あの爪の周りの、皮膚のあたりはちょっと…

堀内大輝キャスター:
触るとプニプニしてるんですよ、食べました。みなさんもぜひ。

堀キャスター:
まあ行ったらせっかくですからね。そういうものを作って、何か見てすぐ帰るんじゃなくて、長くいてもらいたいということですよね。そして話題にしようという。

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堀内大輝キャスター:
そういうことですね。博物館によると、オープンした25日と26日、土日2日間だけで2800人が来場したということです。穂別地区の人口がおよそ2000人ですので、インパクトは大きいかなと思います。今年度の来館者数の目標は3万5000人というふうにしているとのことです。

堀キャスター:
そんなに高くないようにも感じます。あっという間に超えてくんじゃないかなと思いますけどね。

堀内大輝キャスター:
ずっとあの、この穂別博物館が、賑わってた頃の、まああの来場者数がだいたいこれぐらいだったということで設定されているそうです。

堀キャスター:
過去の記録を超えようってことなんですね。なるほど。恐竜に特化した博物館というのは、道外でもありますよね。

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堀内大輝キャスター:
こちらをご覧ください。道内では今回初めてなんですが、(恐竜の博物館は)全国には6か所だけなんですね。最も有名なのが福井県勝山市の福井県立恐竜博物館です。

堀内大輝キャスター:
こちらは昨年度が来館者数が129万人と、福井県を代表する人気のスポットになっています。

堀キャスター:
私も一度行きましたけど、ものすごいデカいです。世界でも3本の指に入るぐらいの博物館なので、これは巨大ですね。ぜひむかわもそれぐらいになってほしいなと思いますね。

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堀内大輝キャスター:
人口の規模などから、むかわ町が運営の参考にしているのが、熊本の博物館です。御船町恐竜博物館。人口1万7000人あまりの大きくはない町ですが、昨年度の来館者数が11万7500人と、非常に多いです。他県の博物館などから展示品を借りるなどして、毎年2回特別展を開いているそうです。それで年間10万人を超えるこの来館者数を維持しているということなんです。

堀キャスター:
何度行っても同じものじゃなくて、何度も来たくなるような工夫をしているということですね。世界にここだけという施設ですけれども、寺井さんいかがでしょうか。

寺井裕美子さん:
そうですね、うちの息子が、恐竜博物館を作るのが将来の夢で、家にたくさん恐竜がいるくらいすごい身近な存在ではあるんですけど、恐竜にはロマンがあると思っていて、それだけでたくさんの人が集まるかなと思います。いかに興味のない人にも届けるかも大事で、意外に知られてないんですが、夏になるとむかわでは子供たちが発掘体験ができたり、町全体で発信をして北海道のグルメを絡めたりとか、イベントを絡めたり、また行きたいと思う場所になるといいなと思いますね。

堀キャスター:
おいしいメロンもありますしね、穂別はね。
アンヌさんはいかがでしょうか。

アンヌ遥香さん:
福井のお友達なんかは恐竜を自慢に思っていて、私福井のお友達と話すたびに『恐竜がいっぱいいるから、福井に来て』と言われるんですよ。自治体が宣伝しなくても、住んでる人一人一人が自然と宣伝したくなるような場所になってるんですよね。だから穂別の皆さんもほんとにすごいことだから、小林先生もお墨付きしてましたけども、これを誇りに思って声を大にして宣伝していけばいいんじゃないかなと思いました。

堀キャスター:
世界でも全身骨格が出るなんてめったにない出来事なんですよね。しかも今回は大型の恐竜で新種。ほんとに誇れることだらけなのでぜひ、行政、住民連携して情報発信をして、一人でも多く呼び込んでほしいなと思います。