ロボットやAIに欠かせない半導体。多くを外国企業に頼る現状を打開できるのか?国産に向けた動きが加速しています。

車型のロボット。みるみるうちに姿を変え、1分後には人型に変形しました。人の手の動きを感知して、繊細な手つきで陶芸をこなすロボットアームも。

きょうから始まったテクノロジーの展示会。国内外から700を超える企業などが参加しました。

こちらは人間のジェスチャーを理解して動くヒューマノイド。

プレゼンター
「英語で自己紹介して」

ヒューマノイド cinnamon1
「英語で自己紹介します。私はcinnamon1です」

更なる進化のためには、あるモノが必要だと話します。

ドーナッツロボティクス 小野泰助 代表取締役
「全ての部品を日本製化していく理想があって、何としても日本企業の半導体メーカー頑張っていただいたら」

“国産の半導体”です。半導体の多くを海外に頼る日本。ハッキングなどを受ける可能性や紛争などで半導体の供給が止まるリスクを抱えています。国産AIロボットを掲げる企業も、半導体は海外製だといいます。

Highlanders 藤原勇輔 執行役員
「国産で半導体があるのは非常に喜ばしい」

こうした中、きょう、半導体の国産化に向けた動きが一段と加速しました。

熊本県 木村敬 知事
「産・学・官の連携の場を築き上げていきたい」

熊本県と三井不動産などが発表したのは「サイエンスパーク」構想です。東京ドームおよそ6.5個分の敷地に半導体関連の工場や研究施設などを整備し、2030年までの竣工を目指します。周辺には、台湾の半導体大手・TSMCやソニーなどの半導体の工場があり、日本有数の「半導体関連企業の集積地」にしたい考えです。

モデルは台湾のサイエンスパーク。企業や研究施設を1か所に集約することで、素早い新製品の開発・生産につなげたい考えです。

1980年代後半には、世界のシェアの50%を占めていた日本の半導体産業。現在のシェアは10%未満です。

日の丸半導体の復活への足がかりになるのか、今後の行方が注目されます。