今年1年の交通事故撲滅を願い、山形市で、きょう(5日)交通安全祈願祭が行われました。

交通安全祈願祭は、山形市内で子どもたちの安全を守る交通指導員の親睦団体「交通指導員親交会」が主催して毎年湯殿山神社で行っているもので、今年で45回目になります。
きょうの祈願祭には交通指導員や市、警察関係者などおよそ40人が出席し、去年県内で交通事故で亡くなった人たちに黙とうをささげたあと、佐藤市長など参加者が玉ぐしを捧げ、交通事故撲滅を祈願しました。

山形市内では、先月朝の登校時間、横断歩道を渡っていた児童たちに車が突っ込む事故があり、一人が軽いけがをしましたが、現場の交通指導員が児童たちを体当たりで横断歩道から回避させ、最悪の事態は免れました。
山形市・佐藤市長
「とっさの行動で命を救ったということで、交通指導員の皆さんへの信頼が高まったのではないか」

山形市交通指導員親交会・太田貞雄会長
「私たちがいるから安心して(横断歩道を)渡れるように努力していますということを市民の皆様にお見せしていると思う。運転する方にも、ぜひ安全運転に徹していただきたい」

山形市内の小中学校では来週から新学期がスタートします。
56人の交通指導員は今年も通学時間帯の安全を守ります。














