再審=裁判のやり直しの制度見直しについて。えん罪被害が相次いだことを受けて始まった議論だが、政府案に対し批判の声が強まっている。人生を奪われた当事者らは、「無実の人間の叫びにこたえてほしい」と訴えている。

審理の長期化など問題に…「再審制度見直し」政府案には批判の声

4月18日、東京・渋谷のスクランブル交差点前に人々が集まった。「再審制度の見直し」がテーマの集会だ。

古舘伊知郎さん
「国家を守るために、1人や2人や3人の人生や命を犠牲にしていいはずがない」

映画監督 周防正行さん
「本当に今チャンスです。本当に多くの人の声で変わりますから。今足りないのは僕たちの声だけです」

再審とは、有罪が確定した刑事裁判をやり直し、誤って有罪にされた人を救うための制度。

死刑判決を受けた袴田巌さんをはじめ、再審無罪となるケースが相次いでいる。

再審開始のハードルの高さや、審理の長期化などの問題が明らかになり、制度の見直しが進められているが、政府の改正法案については批判の声が強い。

集会に参加した袴田巌さんの姉・ひで子さんは…

袴田ひで子さん
「再審法改正にはともかく即時抗告はなし、それと証拠は全部出す。そうすれば進む道があるんです、再審の被害者には」

政府案については、自民党内からも異論が上がっている。

自民党 稲田朋美 元政調会長
「1ミリも私たちが言うこと聞かないじゃないですか!」

再審制度の見直しをめぐって、今何が起きているのか。