「誰にも言うな」 3時間ごとのLINE“定時報告”

「これは極秘の捜査だから、絶対に誰にも言わないでください」
そう何度も念を押された。

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家族にも、友人にも、誰にも話してはいけない。
誰かと会った時も、その内容を伝えてはいけない。

そして、起床時から3時間おきに、現在地や行動予定をLINEで報告するよう指示された。

朝起きたら「何時何分、自宅にいます」
「長男が2階にいます」
「これからお茶を飲みます」

そんな日常の細かな行動まで、逐一伝えた。

午前9時、正午、午後3時、6時、9時―。

「特別な予定があるわけでもないから、疑いもしなかったんです。ただ、真面目にやらなきゃと思って」

“逃亡すると困るから”
そう説明され、女性は約1週間、この生活を続けた。

今振り返れば、完全に行動を支配されていた。
それでも当時は、自分が騙されているとは思わなかった。
「一生懸命、私のために潔白を証明してくれているんだと思っていました」