燃えて真っ黒になったロッカー、熱で受話器が溶けた公衆電話


 事故の遺構を一般に公開することは、どのような意義があるのでしょうか。事故の性質は異なりますが、社会に広く公開している場所が韓国・大邱市にありました。

 2003年、地下鉄の電車内に男が放火し、192人が死亡する事件が起きました。緊急時の避難誘導の仕組みが整っていなかったことなどが、被害拡大の一因とされています。

 (中央路駅 クァク・ビョンホ駅長)「火事になった現場をそのまま保存しています」

 事件があった駅には、燃えて真っ黒になったロッカーや熱で受話器が溶けてしまった公衆電話などがそのまま残されています

 (中央路駅 クァク・ビョンホ駅長)「安全のことを思い出す『生きた資料』だからです。一般市民たちが安全のことを思い出すきっかけになればと思います」