今年も瀬戸内の海を守ります。海難救助などを行う高松海上保安部の潜水士が、新年最初の訓練を行いました。

巡視船「いぶき」から、水温9度の海に飛び込んでいきます。


高松海上保安部で行われた、今年最初の潜水士の訓練です。重さ10キロの重りを抱え、50メートルほど泳ぎます。
「ファイトー」

また、海中に転落した人を捜索・救助する訓練も行われました。

高松海上保安部では去年13回、潜水士が海難救助のために出動していて、今年も瀬戸内の海を守るために訓練を重ねます。

(高松海上保安部 井上龍椰 潜水士)
「体力がないと過酷な現場は乗り切れませんので、迅速かつ的確な救助ができるように、高松の海ならず瀬戸内管内全ての海の救助体制を整えていけたら」

高松海上保安部では、12月に初めて3人の潜水士が応急の医療行為を行える救命員の資格を取得していて、救助活動の迅速化を図りたいとしています。