小海町の松原湖では、冬の風物詩「ワカサギ釣り」のシーズンを迎え、この時期ならではの光景が広がっています。

標高1,123メートル、小海町の松原湖。

厚い氷が全面に張った湖の上には早朝からテントが並びます。

お目当ては・・・。

ワカサギです!

松原湖では4日、ワカサギの「穴釣り」が解禁されました。

氷にあけた穴から釣り糸を垂らし、湖の底を中心に回遊する群れを狙います。

「毎年心待ちにしているのでとてもうれしかった、きのう寝られないぐらい」「非日常ですよね、氷の上に乗れることはないので、この釣りが一番好きです」

「(今シーズン何回来たい?)できれば毎日」

「これは釣れてるよ、あ、2匹来た!」

「唐揚げや天ぷらに」

5日朝の最低気温は氷点下12度ほど。

釣り人たちはテントで寒さをしのいだり、竿の先や糸が凍らないようお湯をかけたりしながら、釣りを楽しんでいました。

「(何匹釣れた?)今、61(匹)だね(釣れるコツは?)15分か20分に1回ぐらいエサを変えれば、だんだん臭いで集まってくるから、しょっちゅうエサを交換してください」

解禁日の4日は県内外から300人から400人が訪れ、400匹ほど釣り上げた人もいたということです。

松原湖のワカサギ釣りは、3月5日までの予定です。