北海道三陸沖後発地震注意情報を発表した気象庁などでは、「地震への備えの再確認に加え、すぐに避難できる態勢の準備」を呼びかけています。仙台市内にあるこども園の日頃の備えを取材しました。

鈴木雅人記者:
「こちらのこども園では身近なところに防災頭巾をおくことで、日頃から防災意識を高めています」

仙台市若林区荒井の七郷こども園では、20日の地震発生時に園児・職員ら45人がいましたが、職員の迅速な避難対応で全員無事でした。

七郷こども園・主幹保育教諭 本郷恵実さん:
「揺れが久しぶりに長かったのと、園舎にいてもガタガタと揺れがわかったので、園舎の端から端まで確認をしながら、ちょっとドキッとしました」

このこども園では、定期的に避難訓練を行ない、毎年、危機管理マニュアルを更新することで地震などの災害に備えています。

また、災害時に園児と職員らが最大2日間、園内で過ごせるように非常食や水・毛布などが常備されています。

そこには、東日本大震災の経験を活かした園児らへの配慮も。

七郷こども園・主幹保育教諭 本郷恵実さん:
「(震災のときも)食料がなかったり、電気も通らなかったり、水が出なかったりもあったので、子どもたちが食べてほっとできるようなビスケットを用意していました」

園内では、防災グッズを子どもたちの身近な場所に置くことで、日頃から、職員だけではなく園児たちの防災意識を高める工夫をしています。

また、保護者に対しては災害発生時にメールで状況を報告するなど、迅速な安否確認と連絡を徹底しているということです。

七郷こども園・主幹保育教諭 本郷恵実さん:
「先生同士でひとりひとりの子どもを守るために、日々の会話を通して、いざという時の災害に備えていきたいです」